クラン対戦戦略考察

クラン対戦の、マッチングから終戦までの流れを分析・解説していきます。

カテゴリ: クラン対戦

本部『超絶技巧』の対戦結果はこちら。
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惨敗です。
TH数が不利だったり、ヒーローレベルも相手は高かったりとマッチングから厳しかったです。
しかし、あとから考えればもっと僅差にする手段があったと反省中です。
相手の動きからも、負けた分学べることは多いです。
まずは、相手の攻撃とこちらの攻撃の違いを見てみます。

相手の村は防衛施設カンストが多かったため、序盤は星2狙いでカンスト村を埋めていきました。→TH10に聞く、TH9の星2狙い
確かに星2で埋めていくことはできましたが、その延長で星3は狙えない編成で、実際TH9からの星3は対戦全体でも1つしかありませんでした。
しかし相手の場合、星2狙いではありましたが、あわよくばで星3を狙って、甘い配置はいくつか全壊されました。
ヒーローレベルの差は大きかったと思いますが、あわよくば星3という考えはこちらにも必要でした。
もちろん星3狙いに特化すると星2の精度は落ちるでしょう。そこのバランスも今後の課題です。

本当は別のことを書く予定だったのですが、ロジックのトミーさんの防衛動画を見て予定変更。7月27日のものです。
星3に一番近いリプレイを徹底的になぞり星3を取るというのは、前回の対戦で足りなかったことの1つでした。
TH10では当たり前なのかもしれませんが、それを実行するには、初見の時点で星2確保と星3狙いを両立しなければなりません。
星2を狙うにも、星3につながる星2と、そこで止まってしまう星2があるということでしょう。

防衛配置の考え方も大きく違ったのですが、それは次回。
書くのに時間がかかっています。

以上です。

支部の週末戦の結果です。
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TH9は、全員ヒーロー工事中にもかかわらず、5個中4個を星3で埋めることが出来ました。
しかしTH8は、全て対空砲カンストとは言え、8個ある内4個に星3はとどまりました。
そんな中、良い動きをしてくれた例を二つ紹介。
編成は両方ともホグラッシュです。

一つは、半神半霊の庭師さん。
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もう一つは凜花さん。
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2人は攻撃前に、あらかじめクランチャットでメンバーに相談しました。
相談した時点ではTH8が4回失敗している状態、そんな状況下で星3取ってくれた2つです。
相談しなかったら失敗していた、とは限りませんが、相談で成功率があがったのは事実でしょう。

成功する見込みがあっても、話すことでイメージがより固まることがあります。
せっかく仲間として戦っているのです、積極的に相談とアドバイス交わしていきたいですね。

以上です。

本部の対戦相手は、相手TH9が16人いるうちの9人がカンスト村です。
しかもガチクランです、初見で星3取るのは難しい配置ばかり。

他方で支部は現在、ヒーロー工事中のTH9に対戦参加してもらう実験をしています。
今まで本部はヒーロー工事中対戦参加不可でしたが、やる気のあるメンバーが不参加なのは損失が大きいです。
ただし星3の難易度は格段に上がります。
星2狙いについて、クランチャットで話題になりました。

そんな中、本部TH10のどどすこ太郎さんから、星2作戦の意図とメリットを教えてもらいました。
許可もいただけたので今回記事作成しました。ありがとうございます。

前提にあるのは、カンスト村から星3を獲得するのは、TH8以降どんどん難しくなることです。
まして初見の、罠もテスラも援軍もわからない状態では非常に厳しいでしょう。
そんな相手からできるだけ多く星3を取る場合に、星2作戦は以下の3つのメリットがあります。

1,上位メンバーの攻撃を温存できる。
カンスト村でも星2を狙うだけなら、TH9序盤でも可能です。
アースクエイクを使って星2とっているTH8もいます。
その間に、中盤以降のメンバーが相手下位を埋めることで、攻撃回数の無駄を減らすことになります。
特にカンストから星3取れるメンバーの攻撃は貴重です。
少しでも星を増やすためには、一回も無駄にできません。

2,2回目以降の攻撃がほぼノーリスク。
星2とっているところであれば、星3取る以外は星0と同じです。
また、すでに援軍とテスラも判明しています。
星0になることを恐れることなく、ギリギリの編成で攻撃に臨むことができます。
繰り返しますが、カンスト村を全壊できるメンバーの攻撃は貴重です。
上位メンバーが失敗する可能性を少しでも減らすために、星2確保してあるリプレイが大切です。

3,新規加入の間口が広がる。
上記2つと違い下位メンバー視点。
カンストから星3は難しいですが、星2であればずっと簡単です。
また、カンストしていない村が相手にあれば、そこでなら星3取ることもできます。
多少の技術不足は補えるようにするための作戦ですから、とにかく星3取る方針よりはハードルが低いです。

初見で星3取れるのは確かに理想ですが、強い相手になるほどそれは難しいです。
自分に何ができるのか、他のメンバーの役割は何か、話し合っていきたいですね。

以上です。

支部『超絶技巧 改』の対戦結果はこちら。
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TH8は2つ星を取りこぼし、TH9初陣の人が2回の攻撃を使い全て埋めました。
埋められなかったこと自体は問題ではありませんが、TH9が攻撃する必要があるかの判断は早めにしたいものです。

さて、予定通りTH8内での攻撃タイミングについて書いていきます。
TH9は以前、戦術で攻撃タイミングを分けてみました。→戦術と攻撃タイミング
TH8は戦術がTH9より少ないですが、編成が似ていても得意分野は個人差が小さくありません。
今回は、題名通り攻撃タイミングの得意不得意を見てみましょう。

前提としてTH8の場合、2回の攻撃を早めにすることが多くのクランで求められていると思います。
具体的には、TH9が2回目の攻撃を準備し始めるまででしょうか。
その終わりの時期を「詰め」と呼んでいます。
開幕から詰めまでの時間のいつに攻撃するかによって、メンバーは3種類に分類できます。

①開幕攻撃
開戦から中盤あたりまでに2回攻撃を済ませる人です。
ユニット研究がまだで落とせる村が少ない人が多く該当しますが、村番号上位でもこのタイミングが得意という人は存在します。
後者の場合、「ブラックホール」を見極める観察眼が求められますが、クランにいると非常に心強いです。

②詰め要員
埋まらなかったところを埋めます。
実力も必要ですが、後がないプレッシャーに耐えられること、プレッシャーを楽しめることも重要です。

③臨機応変
おそらく一番難しいです。
上記2つの両方ができる人で、かつ対戦に参加しているメンバーの実力を把握していなければなりません。
開戦直後の攻撃が遅れていれば切り込み、詰め要員が足りないなら待機。
普段からメンバーをよく見ていることが大切です。

普段星3取れる人でも、このタイミングを間違えるだけでミスすることがあります。
自分はどこが得意なのか、メンバーはいつもどういうタイミングで攻めているのか。
チームプレイで対戦に勝利しましょう。

以上です。

lobiを使用しているクランは多いかと思います。
連絡、攻撃先予約、アドバイス、何かと便利です。
クランチャットはログが流れるのも早く、残っていても見落とすことがあります。

ただしあくまで外部ツールであり、ログさえ残っていれば全員が確認できるクランチャットとは違います。
支部『超絶技巧 改』でTH8の攻撃先予約について議論になったので、lobiとクランチャットとの比較をします。

lobiでの予約が一番有効なのは、最序盤と終盤です。
両方とも、攻撃先被りが起こりやすく、かつそれを避けたい場面です。
特に前者は、マッチングから開戦まで単純に24時間分あるわけですから、クランチャットのログでは足りません。

反対に、クランチャットでの攻撃先宣言が有効、というよりlobiで予約する必要性がないのが、その間です。
具体的には、開幕でのラッシュが落ち着いてから、2回目の攻撃をメンバーがはじめるあたりです。
攻撃先被りが少なく、クランチャットのログも比較的残りやすい時間でしょう。

最序盤と終盤であっても、lobiの予約と同時にクランチャットでも宣言しておくのが、両者を最大限活かすことになります。
クランチャットは、「チャット」というのが大きなメリットです。
どこを攻めようと考えているか発言すれば、その配置についての議論に発展させることができます。
そのログが流れることを考えてlobiにメモを残す、これが理想的な流れです。

便利なものがあればついつい使ってしまいますが、それだけを使っていればいいわけでもありません。
適材適所で、その便利さを最大限活かしたいものです。

今回の議論は、クラクラ攻略~戦略・配置naviさんの記事がきっかけです。→対戦「不参加」増殖中!?問題点は連鎖すること。
少し前にpontaさんもこれに関わることを書いています。→クラクラは最高のゲームだけど、チャット機能と対戦予約システムだけが絶望的にアレな件

関連して、TH8内での攻撃タイミングについて次回書きます。
以上です。

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